適切に管理された森林資源、FSC認証材を使用した木製品
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地球全ての命と経済活動は、循環により持続可能となります。根(NE)を持つ植物がそのサイクルに加わる事は、命が永遠に生まれ変わる輪廻(RIN NE)のイメージそのももの概念です。
責任ある森林管理マーク
森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を守りながら
適切に生産された製品を消費者に届けるためのマークです。
私たち日本人の消費は世界の森林と密接に関わっており、FSCマークの製品を
選ぶというアクションをより多くの人に知ってもらうことが森林保全につながります。
知らないうちに、森を壊していたらどうしよう?
豊かな森を守るために日本をはじめ、世界各地で行なわれている森林保全の取り組み。
それでもまだ、無計画な伐採や違法な伐採が行われ、2.2秒ごとにサッカー場1面分*1の森林が失われるなど、森林破壊はつづいていま日本の紙の使用量は世界3位*2、木材(製材)の使用量は世界5位*3など、世界有数の森林資源の消費大国である日本。その中には、知らないうちに自然や人々の暮らしを破壊してつくられた製品もあります。
森は、人間が生きていくために必要な水やきれいな空気をつくるだけでなく、私たちの生活に欠かせない紙や木も生み出します。
そんな森の恵みをいままで通り使いながら、森を守る方法はないのでしょうか。
ありました。実は、びっくりするほど簡単な方法で森を守ることができるのです。
*1 資料:FAO Global Forest Resources Assessment 2020より算出
*2 出典:RISI Annual Review 2020
*3 出典:FAO Yearbook of Forest Products 2019
出典:FSCジャパン パンフレット引用
FSC認証とは
FSCマークは、国際的に認められた
2つの厳しいチェック基準をクリアした製品だけについています。
森林の管理を認証するFM(Forest Management)認証と、加工・流通過程の管理を認証するCoC(Chain of Custody)認証の連鎖から成り立っています。
FSC認証製品が消費者の手に届くまでには、森林から最終製品になるまでの生産、加工、流通に関わるすべての組織が認証を受けなくてはなりません。
また、FSC認証の審査・発行は、FSCではなくASIという認定機関から認定を受けた独立した第三者の認証機関が行います。
私たちは、FSCマークを目印に製品を選ぶことで、森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を、守りながら適切に生産された製品を選んで購入することができます。
出典:FSCジャパン パンフレット引用c-box02
SDGsへの貢献
SDGsには17の目標と169項目のターゲットが定められていますが、FSCはその中の14の目標と40項目のターゲットに対して貢献します。
直接的には目標15の「陸の豊かさも守ろう(Life on Land)」において達成度を測る指標のひとつとなっていますが、それだけでなく貧困、飢餓、健康・福祉、教育、男女平等、安全な水、クリーンなエネルギー、労働環境、責任ある生産活動と消費活動、気候変動、海の豊かさ、平和と公平、パートナーシップに関する目標についても達成に貢献します。